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第三十七回目  感情コントロール  ・・・ より自然な刺激の中に身を置く(1)
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    第2章 ストレスの多いじだいだからこそ
    「感情コントロール」「怒りのコントロール」が大事です

    第37話

    日常の中に普通に存在している不自然さから生まれるイライラ感

     

    我々人類は、実に長い期間、自然の中にあって、その環境に適応しながら生き延びてきましたね。例え危険な場所であったとしても、我々にとってはより自然な場所、ストレスの少ない場所なのかもしれないと想像できます。

     

    「感情コントロール」について、随分長々と説明してきました。

    「感情」とは、目に見えず、制御しにくいものだと思われやすいですね。

    特に、ひとたび感情が激してくると、まるで木の葉が急流に呑み込まれでもするかのように、自分ではなんともならないと感じてしまう事も多いようです。

    怒った時、落ち込んだ時、悲しい時、つまりネガティブな状況にある時ほど、翻弄されてしまいます。

    しかしそれは、「感情」に真っ向から立ち向かってしまうがために起こる事態なのだと気がついていただければめっけものです。

     

    また、「感情」をコントロールするために必要なのは、鍛え上げた意志力や瞬発力などではなく、身体の状態を僅かに変えてみるための、柳の枝のように柔軟で自然体な日常習慣(これをトレーニングと言っても良いかもしれませんね)の積み重ねなのだと言う事にも納得していただければ、さらにめっけものです。

     

    「感情」をコントロールするための方法をさらに付け足すとすれば、できるだけ自然に近い刺激の中に身を置きましょう。

    どういう事かと言うと、私達が日常的に身を置いている状態は、自然のように見えて自然とは全く違う状態、つまりバーチャル(仮想的)な状態が増えています。

     

    特に、テレビや音響設備などは、あたかも自然に見えて自然でない情報を流し続けています。

    例えば、テレビゲームで考えて見ましょう。最近のテレビゲームは非常に進化して、あたかも実在するかのような風景が繰り広げられます。

    それが、遊ぶ側の注意を引き込み、ますますとりこにしていきます。ゲーム脳などと言われ、問題視される事も多いですね。

    ゲームの映像は一見リアルに作られていますが、所詮は制限されたコンピューターの中でおこっている事で、自然界に存在する刺激の量とは比べ物にならないくらいに少ないのです。

     

    試しに半紙に水滴を一滴落とし、そこにさらに少量の墨汁を落としてみてください。

    墨汁はグラデーションを描きつつ広がりますね。

    それは色の数に例えると何千色と言えるでしょう。

    わずか墨汁一滴の広がりでも実に多くの色調が発生します。

     

    我々は、本来、そういった多量な刺激の中に住み、不要な刺激を意識から削除しながら生きています。

    ところが、バーチャル(仮想的)な空間では、その逆の事が発生します。

    本来の刺激量が少ないので、私達は刺激量を補いながら遊ばざるを得ないのです。

    それは、知らず知らずに脳にストレスを与え、疲労させていると考えられます。

     

    人間の視野は左右に180度近くあります。

    テレビゲームの視野はどうでしょうか?狭い画面を注視し続ける事になっていますよね。

    つまり、本来自然界に身を置いている筈の我々が、全く自然ではない状態、中途半端に自然に近い状態に身を置き、それがためにストレスを感じ、感情をコントロールするエネルギーをどんどん喪失しているかもしれないと考えてみると、ちょっと怖いですね。

     

    著作(本文・4コマストーリー):株式会社メンタル・コア 野田雅士

    🔵熱ブロの著作者である、

    野田雅士氏の新書が経法ビジネス新書より、怒りの制御(アンガーマネージメント)

    をテーマとした新書として発刊中。

    タイトル 『「怒り」に寄り添うエクササイズ』

    マインドフルに怒りに寄り添う方法や根拠、メリットを解説。

     

    デザイン・イラスト(キャラクターデザイン・4コマ漫画):塚元善己

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    | かんちゃん | 4コマ漫画 | comments(0) | trackbacks(0) |
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