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第二十六回目  感情コントロール  ・・・ 怒りによる身体の変化を知る
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    第2章 ストレスの多いじだいだからこそ
    「感情コントロール」「怒りのコントロール」が大事です
    第26話

    怒り」が我々を助けてくれている事も理解しておきましょう

    現代社会では、「怒り」を制御したりコントロールしたりする事を求められる場合が多いですね。だからと言って、「怒り」は決して我々の敵ではありません。何十万年以上、我々を助けてくれている大事なふるまいのひとつです。
     

    現代社会では、「怒り」を制御したりコントロールしたりする事を求められる場合が多いですね。だからと言って、「怒り」は決して我々の敵ではありません。何十万年以上、我々を助けてくれている大事なふるまいのひとつです。

    感情が激した時、特に激しく怒りを感じた時の身体の変化は、高いストレス状態の時の変化に類似しているようです。おそらく、ずっと昔から怒りの感情はあったのでしょう。

    猛獣などの外敵に追い詰められて逃げ切れない時に、やむなく闘いの姿勢をとります。が、渋々闘っていたのでは逃げ切れないので、全てのエネルギーを「逃げる・闘う」行動に振り向けます。

    我々は、類人猿の中でも弱い部類だったということなので、おそらく食い殺される事の方が多かったでしょうが、まさに窮鼠猫を噛むの通り、身体中の毛を逆立て、相手を睨みつけ、牙をむいて、大声を張り上げ、外敵を威嚇したと思われます。

    あれ?待ってくださいよ、子供が外敵?ちょっとおかしいぞ。いえいえ、我々、というか地上の生物は、我々が頭で考えるほどに複雑で多様な反応は持っていないようです。身体の中で発生しているミクロの世界の反応は非常に複雑なのですが、我々が目で見たり、感じたりできる身体表層の変化として現れてくる反応は、すべからく「生き残る」ためのもので、それがストレス反応なのです。

    ストレス反応のおかげで何十万年、いや何百万年も生き延びてきたのです。文明社会を築くようになったのは、ほんの数千年の事で、それより前から何十万年続いた反応を、いかに知能が発達したとは言え、いきなり止めるわけにはいかないようです。特に、「逃げる・闘う」反応の時は、緊急性を要するために頭脳に向けられるべきエネルギーさえも、身体、特に手足に振り向けられます。そうすると、冷静な判断はできなくなりますから、余計に身体に起こる反応に引きずられてしまうようです。
    そして、相手が子供に限らず誰かに怒りを感じるという行動は、外敵を威嚇する時の行動と同じだと単純に割り当てられているようです。

    我々が複雑な事を考えたり、考えた事を言葉に出す脳は、我々の進化の過程では後のほうにでき上がったもので、身体をコントロールしている言葉を持たない脳の方が、実は最初から我々の命を守り、子孫を残す役割をずっと担ってきたのです。身体をコントロールするほうの脳は、言葉を持ちません。しかし、大先輩なので、言葉を持つほうの脳(後から進化したほうの脳)は、先輩である言葉を持たない方の脳からの情報を優先的に考えるようにできているようです。だから、言葉を持つ脳は、言葉を持たない脳から不明瞭に影響を受けて行動してしまうのですね。その代表的な行動として考えられるのは、空腹時にスーパーに行くと、何品か余計に買い込んでしまう等です。

    だから、子供の行動に怒りを感じた時に、我を忘れて怒鳴りつける、感情的になって威嚇するのは、とても自然な行動ではあるのですよ。

     

    著作(本文・4コマストーリー):株式会社メンタル・コア 野田雅士

    🔵熱ブロの著作者である、

    野田雅士氏の新書が経法ビジネス新書より、怒りの制御(アンガーマネージメント)

    をテーマとした新書として発刊中。

    タイトル 『「怒り」に寄り添うエクササイズ』

    マインドフルに怒りに寄り添う方法や根拠、メリットを解説。

     

    デザイン・イラスト(キャラクターデザイン・4コマ漫画):塚元善己

    🔵熱血ブログLINEスタンはこちらの作者のページから

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    | かんちゃん | 4コマ漫画 | comments(0) | trackbacks(0) |
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