無料ブログ作成サービス JUGEM
第四十七回目  怒りのコントロール  ・・・  子供の怒りに向き合う
0

    第2章 ストレスの多いじだいだからこそ
    「感情コントロール」「怒りのコントロール」が大事です

    第47話

    子供は小さいうちに思う存分泣かせてあげて、それを受け止めるのが良いようです

     

    「怒り」のコントロールも、できれば早い段階で、親が意識してスキルとして子供に身につけさせてあげるのが良いのでしょう。それは、子供に「自分はここにいて良いのだ」という安心感を与えるところから始まるようです。

     

    さて、自分自身の「怒り」をコントロールする方法について、納得いただけましたでしょうか?ともあれ、無理せず、まずはできる事からやってみる事ですね。

    効果が無い時は、また別の方法を考えればよいのです。大事なのは「気付く」事です。

     

    では、子供の「怒り」はどうでしょう。我々大人と違って、なかなか理屈通りにはいきません。それに、子供にとっては「怒る」事も、これから人生を歩んで行く上での大事な練習です。うるさいからとか、面倒くさいからと、無碍にそれを押さえつけてしまうのはよろしくないでしょう。

     

    二歳くらいまでは、子供は自分自身と自分を庇護してくれる対象との関係性の中で存在し、成長します。例えば、そこが満員電車の中でも、自分の状況を訴えるために、平気で大きな声で泣きます。

    おかあさんにしてみれば、周りに迷惑がかかるので気が気ではないでしょうが、本当は、周りの人が気遣ってあげるべきなのでしょう。しかし、現代社会では、そうはいかないので、おかあさんは慌てて子供をあやしたり、しかったりします。この時に、おかあさんの子供への基本的な対応の仕方が見えてきます。

    急ぎでなければ、子供と二人だけになれる場所に移動して、例えば満員電車の中だと一旦下車し、周りに迷惑がかかりにくい場所に移動して、しっかりと時間をかけて、子供の訴えに耳を傾けてあげるべきでしょう。子供は、自分の欲求が満たされるとしずまります。

    子供は、そのたびに、「自分は、この世界に存在していいのだ」という安心感を得ます。

     

    マズローの欲求五段階説では、この安心感を得るために、一番最初に生理欲求、二番目に安心安全の欲求が満たされた後、所属欲求が満たされるとしています。

    生理欲求とは、“お腹が空いた”“うんちがしたい”等ですね。安心安全欲求は“自分は守られている”、所属欲求とは“自分はここにいていいのだ”という安心感です。これらの欲求が満たされつつ、さらに“周りから認められたい”という社会的な承認欲求が生まれてきます。

     

    先に、コロンビア大学の四歳児を対象としたマシュマロ実験の話を書きましたが、見事に二つ目のマシュマロを手にし、将来的にも優秀さを発露した子供達の基本には、この生理的欲求と安心安全欲求に、おかあさん(もしくはおかあさんに近い存在の方)が、きちんと対応し、それを満足させていた可能性があると思いませんか。その結果、早い時期に社会的な承認欲求が発達すると思われます。しかし、本当は、社会全体で、これを支え維持していくのが望ましいのです。

     

    また、これとは逆の考え方もあります。子供を一人にして、泣きたいだけ泣かせ、自分で泣き止むトレーニングをさせると言うものです。外では、そういうトレーニングは難しいですから、自宅で行うことになるのでしょうが、どちらにしても、子供が思い切り泣ける環境が必要ですね。自宅では、お父さんの協力も必要になってくるでしょう。多少仕事で疲れていても、お母さんに協力してあげてくださいね。

     

     

    著作(本文・4コマストーリー):株式会社メンタル・コア 野田雅士

    🔵熱ブロの著作者である、

    野田雅士氏の新書が経法ビジネス新書より、怒りの制御(アンガーマネージメント)

    をテーマとした新書として発刊中。

    タイトル 『「怒り」に寄り添うエクササイズ』

    マインドフルに怒りに寄り添う方法や根拠、メリットを解説。

    http://www.mentalcore.co.jp

     

    デザイン・イラスト(キャラクターデザイン・4コマ漫画):塚元善己

    🔵熱血ブログLINEスタンはこちらの作者のページから

    https://store.line.me/stickershop/author/93943

    | かんちゃん | 4コマ漫画 | comments(0) | trackbacks(0) |
    第四十六回目  怒りのコントロール  ・・・  具体論
    0

      第2章 ストレスの多いじだいだからこそ
      「感情コントロール」「怒りのコントロール」が大事です

      第46話

      「怒り」を意識するのではなく、その原因分析に意識を集中してみましょう

       

      「怒り」そのものに意識を集中しても、感情に翻弄されるだけかもしれません。それより、その原因分析のほうに意識を集中してみませんか。「何故?」「それは、何故?」「それは、またまた、何故?」 そのうちに「怒り」を忘れられるかもしれません。

       

      さて、ここまでお付き合いいただいた皆様は、「怒りのコントロール」について、概ねご理解いただけたのではないでしょうか?「カリカリするのは良くないですよ」とか、「感情的にならずに、理性で行動しましょう」とか、無理は一つも言っていないはずです。

      「怒り」だって、存在理由がちゃんとあるからこそ「怒り」として、我々の振る舞いの中に習性として、とどまっているのです。

      「怒り」を否定せず、しっかり認めてしまいましょう。大事なのは、その後です。認めた「怒り」が、長々と感情のまん真ん中に居座ってしまわないように、やんわりと外に誘ってやらねばなりません。

      どうしましょうか?

       

      一番簡単なのは、「逃げる」という行為です。

      「怒り」の原因から逃げ出してしまいましょう。完全に逃げ去ってしまうのではなく、「怒り」が小さくなるか、消えてしまうまでの間だけ、「怒り」の原因から身を遠ざけるのです。距離を置くとか、時間を置くなどの、工夫をしましょう。これは、友人とのトラブルなどには有効でしょう。友人だと、必ずしも常に一緒にいる必要がないからです。

       

      子供やご主人が「怒り」の対象で、一緒にいる必要性があり、逃げ出す事もできない時は、まずは、しっかりと深呼吸をしてみてください。「怒り」を治めるために深呼吸するのではなく、ただ深呼吸だけを目的としてやるのがポイントです。目の前の子供や夫からのプチ逃走です。そして、言葉を発する時は、「あなたね」とか「何故?」とかの言葉から始めるのではなく、「わたしは」と、主語から言葉を発してみてください。これを「アイ(私)・メッセージ」と言って、結構効果があるのです。一度試してみてください。「私は」と主語から始めると、頭が理論的、理性的に働き始めるのでしょうか、感情的な言葉が出にくくなります。

       

      「怒り」を忘れることができれば、さらに良いですね。忘れるというのは難しそうですが、「怒り」という感情のピークの持続時間は、僅か六秒程度という事です。多くの場合、「怒り」が記憶と結びつき、思い出すことによって再度「怒り」がこみ上げてくるのです。「怒り」と記憶の相乗効果が、何度もリフレインするのです。ですから、思い出さない、記憶から無くす、つまり忘れるというのも、効果的な「怒り」のコントロール方法ではあるのです。

       

      「怒り」の内容をノートに書き出してみるという方法もあります。書く事で、自分の感情を客観的に見ることができるようになります。書くのと同じように、誰かに話すと言うのも良い方法でしょう。できるだけ冷静に、かつ味方になって聞いてくれる人がいれば、その人に思いの丈をぶつけてみるのも良いと思います。

       

      「何故?」と、自分に何度も問い掛けるのも良い方法です。「何故、腹が立っているのか?」「〜だから」「何故、〜なのか?」「〜だから」「何故、〜なのか?」と、問い続けると、そのうちに「怒り」が治まれば良いですね。

       

      著作(本文・4コマストーリー):株式会社メンタル・コア 野田雅士

      🔵熱ブロの著作者である、

      野田雅士氏の新書が経法ビジネス新書より、怒りの制御(アンガーマネージメント)

      をテーマとした新書として発刊中。

      タイトル 『「怒り」に寄り添うエクササイズ』

      マインドフルに怒りに寄り添う方法や根拠、メリットを解説。

      http://www.mentalcore.co.jp

       

      デザイン・イラスト(キャラクターデザイン・4コマ漫画):塚元善己

      🔵熱血ブログLINEスタンはこちらの作者のページから

      https://store.line.me/stickershop/author/93943

      | かんちゃん | 4コマ漫画 | comments(0) | trackbacks(0) |
      第四十五回目  怒りのコントロール  ・・・  楽しんでやれる環境が大事
      0

        第2章 ストレスの多いじだいだからこそ
        「感情コントロール」「怒りのコントロール」が大事です

        第45話

        楽しめば、コミュニケーション回路が開く、かもしれません

         

        身体感覚という観点で言えば、まずは、楽しんでやるのが一番かもしれません。そこから新しい発見や気付きがあって、コミュニケーション回路が開き、共有と言う過程を経て、発展していくものがあるのでしょう。何事も、騙されたと思ってやってみましょう。

         

        前回に申し上げた、習字や握り仏を取り入れていただいている企業では、静かな環境で行っているわけではなく、皆でワイワイ言いながら、賑やかにやっていただいています。習字などは、真剣になり過ぎないようにサラリーマン川柳なんかを作ってもらっています。互いに言葉で情報交換ができていて、その言葉に触発されて、身体感覚を取り戻していただいているようです。

        つまり、大事なのはコミュニケーションなんですね。例え言葉数の少ない方であっても、他の参加者の会話は必ず耳に入っているので、効果は大きいようです。参加した多くの方が、セルフコントロール能力の向上を感じておられるようです。

         

        こういったプログラムは、学校や学習塾などでも取り入れていただきたいものです。特に学校です。多くの学校では、図画・工作などは義務教育の一環で、学習指導要領に沿って行われているのでしょうから、非常に堅苦しい内容になります。無駄口も言い難いのではないでしょうか。また、成績に直結し、上手に描かないといけないという制限もあって、美術を通じて身体感覚を取り戻し、心を開放し、もってセルフコントロール能力向上についての気づきを得るなどは難しい事かと思われます。

        教師自身も、そのような体験が無いでしょうから、なかなかうまく指導できないでしょう。残念な事です。

         

        私の経験で言わせていただくと、私は高校生になるまで絵がまるで下手な人間だと信じ込んでいました。絵で個性を出すなどとは、どの先生も教えてくれず、勿論下手糞を個性だと褒めてはくれず、美術、音楽の成績は常に下の方でした。

        そんな私を変えたのは、ゴッホの絵でした。ゴッホの絵を模写した時に、その自由さとエネルギーを感じ、下手糞でいいのだ、自由である事が大事なのだと気がつきました。結果、相変わらず下手でしたが、楽しんで描ける様になり、成績も上がり、ついでに音楽も楽しくなりました。音痴を個性と思って、気にしなくなったからです。さらに運動音痴なままで、体育の授業を楽しめるようになったのです。

         

        美術学校を受験するのならば別ですが、いや、そうであったとしても、義務教育の間は、できるだけ楽しみつつ身体感覚を保持する事に注力すべきだと思いませんか。

        実は、その体験があったので、子供が生まれた時には、三歳くらいから、いくら汚しても良いように風呂場を開放して、絵の具で好きなように絵を描かせていました。そのために、美術や音楽を嫌がらず、嫌がったのは唯一運動会のダンスだけでした。

         

        息子は、それだけが功を奏したとは言い切れませんが、とにかく集中力に長けていて、徹夜で勉強するなどと言う姿を見たことがありません。ごく短時間で必要な事を学べていたようです。

        結果、スポーツで身体も動かしつつ、自分でどんどん進んで勉強するようになり、最後には弁護士になってしまいました。

         

        ともあれ、これもだまされたと思って、できるだけ楽しみつつやってみる事です。

        例えダメでも、副作用は発生しません。皆と一緒に楽しみつつ絵を描いたと言う、楽しい記憶のみが残ります。先生方には、ぜひ、やっていただきたいものです。

         

        著作(本文・4コマストーリー):株式会社メンタル・コア 野田雅士

        🔵熱ブロの著作者である、

        野田雅士氏の新書が経法ビジネス新書より、怒りの制御(アンガーマネージメント)

        をテーマとした新書として発刊中。

        タイトル 『「怒り」に寄り添うエクササイズ』

        マインドフルに怒りに寄り添う方法や根拠、メリットを解説。

        http://www.mentalcore.co.jp

         

        デザイン・イラスト(キャラクターデザイン・4コマ漫画):塚元善己

        🔵熱血ブログLINEスタンはこちらの作者のページから

        https://store.line.me/stickershop/author/93943

        | かんちゃん | 4コマ漫画 | comments(0) | trackbacks(0) |
        第四十四回目  怒りのコントロール  ・・・  怒りを鎮めるトレーニング その他
        0

          第2章 ストレスの多いじだいだからこそ
          「感情コントロール」「怒りのコントロール」が大事です

          第44話

          身体感覚が大事なのです

           

          日頃のストレスの中で、私達は身体感覚が鈍化してしまっています。それが、ストレスに対抗するための手段でもあるからです。しかし、その弊害が、セルフコントロール能力の低下です。いろいろな方法で、身体感覚を取り戻していきましょう。

           

          以前、歩くと言う事も効果が高いとご案内させていただきましたが、歩くのも、あえて意識的にゆっくり歩いてみるとか、足を高く上げて歩いてみるとかも、試してみてください。特に落ち込み気味の時、足を上げ気味にして、少し大またで歩いてみてください。

          いかがですか?少しは変化が感じられましたか?

           

          ゆっくり食事をとる事も効果的だと言われています。とにかくゆっくりと、味わって食事をとるのです。

          ためしに、みかんやレーズンなどを用意して、ことさら味わってゆっくりと食べてみてください。香りや味わいが、いつもより強く感じられませんか?

          それが、本来の味なのです。

           

          我々は、慣れた行動には、あまり注意を払いません。そこから受け取れる刺激もあまり感じなくなるようです。特に現代は飽食の時代と言われ、食物や飲み物はあって当たり前になってしまっています。本当の味わいを忘れてしまっているのです。

          本来の刺激に鈍感になることで、感情の動きにも注意を払わなくなっている可能性があります。

          これを、意識的に行う事で、元に戻してみようというわけです。だまされたと思って、4ヶ月、ゆっくりと食べる事をやってみてください。ダイエット効果が現れる事もあります。

           

          ある企業には、習字を提案し、効果が現れています。これも、ゆっくりと書いてみると言う事です。

          普段から習字をやってらっしゃる方には効果が無いかもしれませんが、普段あまり習字をやらない方に墨をすり、筆をもってもらうと、手首や指先の感覚が戻ってきて、それがセルフコントロールにつながる可能性があります。

          この企業には、握り仏も提案し、効果が出ています。

          握り仏と言うと宗教的な感じがしますが、それとは関係なく、粘土でお地蔵様を作ってもらうのです。上手くなくてもよく、思ったままのお地蔵様を作ってもらいます。これも、指先の身体感覚を戻す事によって、セルフコントロール能力を取り戻していただく事が目的です。

           

          その企業には、一人非常に怒りっぽい方がおられて、その方は、いつもイライラした顔つきで、なおかつすぐに切れてしまうので、どの部署でも受け入れられず、長年つらい思いをされていました。

          その方が、握り仏を作っている最中に、いきなりゆったりとした、それまで見せたことも無い笑顔をされたのです。その場にいた全員が、その事に気がつき、びっくりしたのです。その方が、そんなゆったりとした笑い顔ができるなんて、誰も思わなかったからです。その方は気がついておられないようでしたが、興味深いのはその後の事です。少し、イライラが無くなり、代わりにゆったりとした笑い顔が出るようになったのです。そうすると、周りに人が集まるようになったのです。その方は、さらに穏やかになり、今では、ほとんど切れなくなったそうです。

           

          お地蔵様のおかげ?違うと思います。握り仏により、それまでどこかでカットされていた身体感覚を取り戻せ、セルフコントロール能力が向上したのでしょう。

          大事なのは、あまり期待せずにやる事です。ぜひ、試してみてください。

           

          著作(本文・4コマストーリー):株式会社メンタル・コア 野田雅士

          🔵熱ブロの著作者である、

          野田雅士氏の新書が経法ビジネス新書より、怒りの制御(アンガーマネージメント)

          をテーマとした新書として発刊中。

          タイトル 『「怒り」に寄り添うエクササイズ』

          マインドフルに怒りに寄り添う方法や根拠、メリットを解説。

          http://www.mentalcore.co.jp

           

          デザイン・イラスト(キャラクターデザイン・4コマ漫画):塚元善己

          🔵熱血ブログLINEスタンはこちらの作者のページから

          https://store.line.me/stickershop/author/93943

          | かんちゃん | 4コマ漫画 | comments(0) | trackbacks(0) |
          第1章を見逃した方に朗報です。
          0

            好評をいただいております、熱血ブログですが、

            途中からの御愛読者のために

            6月から第1章を再度リスタートさせていただくことになりました。

            初回からのブログを改めてお楽しみください。

            6月1日を再スタートの日とさせていただき、

            毎週1回、週末更新と考えております。

             

            これからも、新しい展開を考えつつ、更新を続けてまいりますので、

            今後も宜しくお願い致します。

             

            著作(本文・4コマストーリー):株式会社メンタル・コア 野田雅士

            🔵熱ブロの著作者である、

            野田雅士氏の新書が経法ビジネス新書より、怒りの制御(アンガーマネージメント)

            をテーマとした新書として発刊中。

            タイトル 『「怒り」に寄り添うエクササイズ』

            マインドフルに怒りに寄り添う方法や根拠、メリットを解説。

             

            デザイン・イラスト(キャラクターデザイン・4コマ漫画):塚元善己

            🔵熱血ブログLINEスタンプはこちらから

            http://line.me/S/sticker/1272578


            発行元:株式会社MDPS

            | かんちゃん | お知らせです | comments(0) | trackbacks(0) |